フルボ酸の歴史

「フルボ酸」が術語として初めて現われたのは1900年代に入って間もない頃とされていますが、フルボ酸にあたる水溶性の腐植物質自体の存在は、それより前の1800年代前半には報告されています。

また、最近では、農薬の吸着や作物の葉や根に対して成長を促す働きがあることなど、土壌中においてフルボ酸が様々な大切な役割を果たしていたことが明らかにされてきました。

フルボ酸は重要な役割を果たしていますが、腐植酸に比べると研究が進んでいませんでした。それは、フルボ酸が腐植酸と比較して精製するのが難しかったこと、抽出量がとても少なかったことなどが理由にあります。

しかし、近年の研究では世界中の科学者や医者などがフルボ酸の存在を認識しはじめ、その驚くべき効果と秘められた可能性にスポットが当てられるようになりました。

フルボ酸の持つ様々な作用の中には、アレルギーやアトピー対策など美容にうれしい働きも期待できます。

そのため、近年ではフルボ酸を配合したブースターや化粧水などの開発がすすみ、いくつかの商品が販売されています。

また、化粧水でなくても、フルボ酸の原液を希釈したものを顔に使用することでフェイスケアを行うことも可能です。美肌づくりのためにもぜひ、毎日のスキンケアにフルボ酸を取り入れてみてはいかがでしょうか。